2025年春に韓国・ENAで放送され、Netflixでも話題になったラブコメディドラマ『隠し味にはロマンス(原題:당신의 맛 / 英題:Tastefully Yours)』。
全10話という短さながらも、心温まるストーリーと美味しそうな料理の数々で多くの視聴者を惹きつけました。
この記事では、最終回まで観た正直な感想と共に、見どころ・やや気になった点・おすすめ視聴スタイルなどを率直にレビューします。
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🍲 作品概要とテーマ
物語の舞台は全州。
主人公は、レシピを“狩る”財閥御曹司のハン・ボムウ(カン・ハヌル)と、心を込めて料理を作る地元の料理人モ・ヨンジュ(コ・ミンシ)。
買収から始まった二人の出会いが、やがて再生と成長、そしてロマンスへと発展していく“料理×ヒーリング×ラブコメ”です。
📌 この記事を読むとわかること
『隠し味にはロマンス』がどんなドラマか、基本情報やテーマがわかる
カン・ハヌル×コ・ミンシのキャラ設定や演技の魅力がつかめる
最終回まで観た上での正直な感想と評価を知ることができる
良かった点と気になった点を視聴者目線で整理している
どんな人におすすめか、自分に合うドラマか判断しやすい
ネタバレを避けながら、全体の雰囲気・テンポ・印象を掴める
他のグルメ系韓国ドラマと比べての特徴もざっくり見える
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✅ よかったところ(魅力)
1. 安心して観られる優しい世界観
ドロドロの愛憎劇ではなく、終始やわらかなトーンで進むため、心が疲れているときにぴったり。
癒し系ラブコメとして高評価なのも納得。
2. 料理がとにかくおいしそう!
韓国グルメドラマにありがちな“料理テロ”が今回も炸裂。
全州の郷土料理、定食、発酵食など、韓国の食文化の魅力をビジュアルで伝えてくれる。
3. カン・ハヌル&コ・ミンシの相性抜群
ツンデレ御曹司と職人気質のヒロインという王道の掛け合いがテンポ良く展開。
感情表現が繊細で、演技の“間”も丁寧。
4. 全10話という程よい長さ
だらだらせずにしっかりまとまっていて、完走しやすい。
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🤔 気になったところ(惜しい点)
・後半の展開がやや平坦
ドラマ中盤で“衝突”の山場は一応あるものの、盛り上がりのピークがやや控えめ。
「波が少なく、印象が薄くなった」という声もちらほら。
・ヨンジュの過去描写が少ない
彼女の料理哲学や感情の根っこにもっと迫ってほしかった。視聴者としては感情移入がやや物足りないかも。
・脇役の活躍が控えめ
サブキャラのストーリーも面白そうなのに、掘り下げが少なくてもったいなかった印象。
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🧂 最終回の印象(ネタバレ控えめ)
感動的な再会と和解、そして“味”が人をつなげるというテーマが、最後まで丁寧に貫かれていました。
大きなどんでん返しやドラマチックな事件はないものの、静かで心に残るラストです。
“何も起こらないけど心が動く”というタイプのヒーリング系ドラマとして、一定の完成度があります。
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🎯 こんな人におすすめ
グルメドラマが好き
過激な展開よりも穏やかさを重視したい
韓国の地方都市を舞台にした作品に惹かれる
カン・ハヌルやコ・ミンシの演技が好き
Netflixでサクッと完走できるドラマを探している
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📝 まとめ:派手さはないが、じんわり沁みる良作
『隠し味にはロマンス』は、ラブコメとしての定番を守りながら、料理と“心の距離感”を丁寧に描いたドラマでした。
最終回まで観ても、安心して「ああ、観てよかったな」と思える一本です。
日常に疲れたとき、何も考えずに優しい物語に浸りたい方にはおすすめです。
✅ この記事のまとめ
『隠し味にはロマンス』は、全10話の心温まるヒーリング系ラブコメディ
→ 財閥御曹司と小さな食堂の女性シェフが“料理”を通じて距離を縮める物語。
派手さはないが、穏やかで安心して観られるストーリー展開
→ 癒しを求める視聴者から高評価。イライラ展開が少ないのも魅力。
料理描写のリアリティと演技陣の繊細な表現が光る
→ 特に全州の郷土料理シーンは見応え抜群。
やや展開に緩急が少ないのが惜しいが、それが“味”でもある
→ 派手な事件よりも人の心の変化を丁寧に描いた作品。
NetflixやGenie TVで配信中。韓国ドラマ初心者にもおすすめの一本!
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